初めての競馬と初めてのキッチンカー
はじめまして、都内の飲食店に勤務している25歳のヤノ(♂)と申します。
人生初のブログなので最近起こった僕の出来事についてお話をしようかと思います。
去年、六星占術占いによると僕の天王星人(−)は「財政」の年だったらしく、普段はやらないのですが、年末に競馬をしました。
もちろん競馬の知識なんて半身浴なら風邪引くレベルに浅い僕ですから、何も考えず自分の誕生日である6月25日の【6–2−5】の三連単一点のみを購入しました。
レース当日。天候は快晴。馬場は良好。←実況の人が言ってた。
レースはリアルタイムでは見ることができず、仕事の休憩中にレース映像を確認しました。
マジでヒヒーンって言いそうになった。
レース結果は1着6番、2着2番、3着5番。
見事的中。
マジでお見事。
サンデーモーニングで取り上げられてもおかしくないくらいのあっぱれ。
一人で行かせた野口英世が、
7人の福沢諭吉と6人の野口英世を引き連れて僕ちんの元に帰ってきた。
流石「財政」、年末年始の飲み会はそのマネーで賄った。
そしてそれから約3ヶ月。。。
高校時代の友人から「キッチンカー、一緒にやらない?」との連絡。
やったことないし、要領も分からないし、料理作れないけど、
「いいよ!」と返答。
ちなみにその友人はジムのトレーナーで、自身の姉からキッチンカーを借りることが出来たらしく、こんなこと言って「いいよ」と言ってくれそうな僕に声をかけたらしい。ごめんな友よ、俺飲食店で8年働いているけど、8年間ホールスタッフなのだよ。
そしてキッチンカーの出店場所はなんと「大井競馬場」。
何だよホームタウンじゃんか、めっちゃ売上げれそうじゃんか。皆んなお腹空いてなくても温かな目をして注文してくれそうじゃんか。
何も分からない僕たちはキッチンカーに根拠のない自信とカレー100食を積んで大井競馬場に向かった。
10台くらい横並び一列に並んだキッチンカー、僕らは一番右側で出店することに。
隣の兄弟でチキンカツサンドを売っていた二人に売り方やキッチンカーのイロハなどを教わった。
彼らは優しく、5つも歳上の僕らに丁寧に教えてくれた。
カレーは競合が多すぎるという事。100食なんて初心者が売れるはずないという事。
出店場所の売れる商品は何なのかを調査する事。
やっぱ100食は意味わからなすぎという事。
行きに積んできた根拠のない自信は、理由が明確な自惚れになっていた。
100食売るつもりが、出店終了時間には30食しか売れていなかった。
閉店閉店!帰宅帰宅!
後片付けまで他の方より遅かった僕たちは一番最後に会場から出ることに。
車をお姉さんに返却したら、2人で美味しいご飯とビールを飲もう。
そう約束していた僕らは意気揚々と残り70食のカレーを乗せて車を走らせた。
しかし2階建ての駐車場を通り、
出口に向かおうとしたその瞬間に事件は起きた。。
走らせてすぐに、
ドン!!!という音がなった。
ん?なんだ?後ろに乗せていた機材でも倒れたか?
しかし向かいにいた警備員が僕らの車の上を見て、「あ〜あ〜あ〜!」という顔をしていた。
まさか!?
これ、上、、当たってる!?
答えは当たっていた。
何に当たったかというと、2階建ての駐車場の
上に付いている報知器に当たっていた。↓
案内標識に沿って運転した僕らだったが、あくまでもそれは一般車両用。
キッチンカーは車高が高いため、
そこの駐車場を大きく迂回する違うルートから行かなくてはならないらしい。
この中をくぐり抜けてしまい、途中に出っ歯ていた報知器に車の頭上を擦ったのだ。
お姉さんの車なのでもちろん僕らが弁償。
車の修理代、大井競馬場が所有している駐車場の報知器の修理代。
併せて、50万円。
マジでヒヒーン!て言った。
50人の諭吉さんとお別れしなきゃだ。
友人とこの金額を時間をかけて支払っていくつもりだ。
占いも馬券も当たったけど、車の上までは当てなくても良かったなと強く思う。
それでもその後のご飯とビールは最高に美味かった。
お金支払いきったら、また飲みに行こうな相棒。